夢京橋キャッスルロード

お城を出て中堀に架かる京橋を渡ると夢京橋キャッスルロードです。

彦根の城下町が復元された大通りの左右には、
切妻屋根に白壁、いぶし瓦、格子戸の町屋風建物が並び、江戸時代にタイムスリップした景観です。
写真の関西みらい銀行も昔ながらの姿で、「両替商」の看板がかかっています。
地元特産近江牛の食堂もあちらこちらで見かけました。

通りの中ほどにある宗安寺は初代藩主井伊直政が上野国より移した浄土宗のお寺です。
本堂には家康の尊牌を祀り、
境内にある大きな鬼瓦には徳川家の三つ葉葵の紋があります。
本尊の阿弥陀如来はもと淀君の念持仏で、
夏の陣で大阪城落城のときここへ運ばれてきました。

表の赤門は石田三成の佐和山城の門を移し、
境内には三成が母の供養のために造った石田地蔵尊・千体佛もあります。

江戸時代朝鮮通信使が江戸へ向かうときの宿泊施設でもありました。

夢京橋　古い街並	宗安寺　赤門
宗安寺　鬼瓦	井伊直虎と虎松（直政）