祇園小唄歌碑

「月はおぼろに東山」で始まる祇園小唄は、
昭和5年長田幹彦作詞、佐々華紅作曲で発表されました。

瓢箪池の近くにある大きな自然石の祇園小唄歌碑には、
長田幹彦自筆の歌詞が七色に刻まれ、
その横の石には佐々華紅作曲の五線譜が銅板に刻まれています。

幹彦は祇園のお茶屋「吉うた」で祇園小唄を作詞し、
映画「祇園小唄絵日傘」の主題歌となって全国に流れ、
京の祇園町では4世井上八千代の振り付けで芸舞妓が座敷で披露しました。
歌碑は昭和36年「吉うた」の2代目女将お龍さんの呼びかけで建てられました。

瓢箪池に架かる橋の向こうに「坂本龍馬と中岡慎太郎」の銅像があります。
初代の像は第2次世界大戦に供出され、
昭和36年京都高知県人会によって再建されました。
竜馬の身長は172㎝、慎太郎の身長は153㎝で
両者のバランスを取るために慎太郎は坐っているそうです。

園内には明治のガス灯も一本残されています。


だらりの帯の舞妓さん
     

瓢箪池

         

 坂本龍馬・中岡慎太郎像

明治のガス灯