唐門

 前後に唐破風、側面に入母屋造りの屋根を配した桧皮葺四脚門は、桃山時代を代表する唐獅子や麒麟の華麗な彫刻で飾られて
います。日の暮れることも忘れて眺める美しさに日暮の門とも呼ばれ、伏見城の遺構とも伝えられています。

 世界遺産に登録されている西本願寺境内には、唐門、書院、北能舞台、飛雲閣などの国宝を初め、御影堂、阿弥陀堂、南能舞台、
鐘楼などの重要文化財の建造物があります。