輪違屋座敷 司太夫の案内
官許の花街は歌舞音曲や俳諧詩歌などを楽しむ文化サロンであり、 お客も公家や武家を対象とし発展してきました。 それだけにお相手をする遊女にも高い教養が求められ、 万芸に達した遊女には太夫の名が与えられ、正五位の位に値するものとされました。 現在は輪違屋に4人、全国でも6人だけという太夫の一人、司太夫さんの案内で、 この日は島原の歴史、輪違屋の変遷など楽しいお話を伺いました。 座敷に飾られている屏風は近藤勇の書です。新撰組や勤皇の志士もここで遊んでいます。