御手洗社

  井戸の上に建てられた社には、瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)を祀り、前の池を御手洗池と呼びます。

  5月の葵祭に先立って、斎王代はここで禊を行います。7月の土用の丑の日には「足付け神事」が行われ、
多くの人が池に足をつけて夏痩せや無病息災を祈ります。

立秋前夜には矢取り神事が行われ、裸の男たちが池の中で福を求めて斎串を奪い合います。
池に湧く水のあぶくを人形にかたどって作られたのが「みたらし団子」です。