宿元に飾りつけられた灯篭

八瀬赦免地踊りは、10月体育の日の前日の日曜日に行われます。

京の町から大原を抜けて若狭へ通じる昔の鯖街道沿いの村に、
300年の歴史を経て今に伝えられている素朴にして優雅なお祭りです。

比叡の山陰に夕闇が村をつつむ頃、八瀬の4つの在所では宿元となるとなる各長老の家に
燈籠が飾られ、見学に訪れた私たちも座敷へ案内されてお神酒がふるまわれます。

観光化されていない村の人々の信仰と心の温かさが伝わってきます。