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赤山禅院山門 |
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赤山大明神 神殿 |
禅華院 修学院離宮の前から小径を南に入ると、すぐ右手に風雅な禅華院の山門が見える。寛永年間(1624~44)の建立で、楼上に梵鐘を釣るし、鐘楼を兼ねた山門の風格に寺の由緒がしのばれる。 |
禅華院庭園 |
向かって左が定印を結んだ阿弥陀、右が宝珠と錫杖を持つ地蔵で、いずれも近くの田圃から移したものである。 庭園は江戸時代の小堀遠州の作と伝えられ、修学院山を背景に二重の刈り込みで深みをみせ、小さな池に築山を配した借景庭園である。 |
禅華院山門 |
ここはもと比叡山三千坊の一つとして栄えた所であったが、寛永年間に大徳寺清巌和尚が臨済禅宗大徳寺の末寺として禅華院を建立した。境内の片隅には十余りの石仏群が行儀よく並んでいるが、その中でも一際大きく等身大の阿弥陀、地蔵の二尊は鎌倉時代の圧肉彫りの坐像で 柔和な表情が優れて美しい。 |
左阿弥陀如来 右地蔵菩薩 |